修了生インタビュー

  • 速水 康喜
  • 2022年11月現在
    フリーランスコンサルタント(IT分野他)

Givenごと=思考停止
じゃなく掘り下げてみよう
ほんとにそうか?

サラリーマン世界では、半ば予定調和の大会議に疑問もなく出席することも強いられ、代表質問っぽい質疑応答しか許容しないパラダイムなのかも知れません。ただ、そこに甘んじていては、単眼で過去の延長線上にしかない未来しか描けない惧れを感じます。

Before EMPは、会社人として生活する中、自身のUnconscious biasを剥がせずに、独り藻掻く場面が多々ありました。

After EMP、疑問を投影し得る対象領域や対象を即座に切り出すことが癖になりました。最早満員電車に揺られていたにせよ、携帯要らずで、考えを巡らせることの出来る脳内エンターティンメントを得た気分です。それはどこまでも自由です。キャンバスに好きに描く、という一見自由で実はキャンバスという二次元の枠であったり、立体3Dと、各々縛る枠がGivenごととしてそこに横たわった中での自由度と異なり、思考そのものの自由は常に担保されています。そうなると辿り着ける本質や核心は、実は小さくも清々しい。

小生は、モスクワ夏季五輪代表選考を兼ねた全日本ボート競技会(レガッタ)でトップだったものの、眼前でボイコットが決定しました。その瞬間、自分として意外にも、「武」をいとも簡単に捨て去り、「文」へと転向しました。オリンピックを目指す犠牲という代償が甚大で、当時日本のアマチュアスポーツでは職業運動家を専業として目指せる分野は、野球やゴルフにF1ドライバーといった経済収益とのセットものに限られていた状況があったからだと思います。ライフスポーツとして日常生活の中に自然と組み込まれたような格好で一生挑み続けるような環境余地がないのです。これは勉強の機会提供も同様のような気がします。
昭和の時代は記憶・反省・短所を直せ、スポーツ中は水飲むな、よく真夏の炎天下トレーニングで倒れなかったものです。令和の時代は疑問・質問・長所を伸ばせ、喉乾く前に飲め、といった格好で時代によってパラダイムがどんどん変わってきています。教える側のティーチングやティーチングメソッドを問うのではなく、寧ろ今こそ我々自身のラーニング技量こそが問われ、各々の受け止め方そのものが、同じメソッドでも獲得し得る力量が異なってくるように思います。

初心者向けであれば、ティーチングでいい。疑問を抱くことなく一生懸命に聴いてもらえる。且つどこか上から目線でも問題ない。中上級者向けとなると、メソッド/原理・原則・法則といった面まで教示しつつのコーチングとなり、半ばため口目線で問われた際にコミュニケーションとれる上級者こそが突き抜けていける。達人となるとセルフコーチングスキルを獲得しているばかりでなく、絶え間ないラーニングを重ね、自ら問いを立て、仲間とともに掘り下げていくことを徹底出来る。

己れの伸びシロに蓋をしていませんか?蓋を開けると、キラキラした宝物がありますよ。それが、EMP。超一流の先生方と、本質的な問いを立て、深堀りする中、ため口に対応出来ますか? さ、今だからこそスタートラインにつきましょう。変化こそ常態、確からしい先見性をも実装しましょう。


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